



鷲巣巌
戦後の日本を裏から操っていた、闇の王。
地獄に堕ちたのち、閻魔大王と抗争の末
不喜処の一部に自分の領土を獲得することに成功。
自分の屋敷と共生ニュータウンを建設。
街の発展と領土の拡大を目論んでいる。
なんだかんだで鷲巣領へやってきた鬼たちには
大変好かれているようである。
元・特別高等警察の人間で、戦闘能力はものすごく高く、
対単体での攻撃の強さは心強いだろう。
また生まれながらの豪運の持ち主である。
赤木しげる
『三十年間無敗』の伝説を持つ雀士。
「神域の男」「転ばずの赤木」「鬼神」「百年に一人の天才」など
いろんな名前で勝手に呼ばれている。
才知・直感・運気・精神力が恐ろしく高く、まさに最強という言葉が
似合う、白髪の博徒である。
死後、地獄へ堕ちたが、裁判中に閻魔大王が急用で退出してしまい、
暇をもらって、地獄を歩き回りを亡者ライフを満喫中。
麻雀は「華のある打ち筋」と評されたが、戦闘では
相手を翻弄して撹乱することを得意とする。
いわゆる魔法使いタイプ。

平山幸雄
生前、悪徳警官と組み赤木しげるの名を語り
裏社会で代打ちをしていた青年、コンビ解消後
鷲巣の考案した鷲巣麻雀によって若くして命を落とした。
死後、亡者として地獄で刑を受けていたが
閻魔大王に召喚され鷲巣、赤木と行動を共にすることになる。
巻き込まれ体質で、打たれ弱いが、戦い慣れていないからこその
過剰防衛は意外と威力を発揮する。
鷲巣や赤木と違い、複数体、全体に対する攻撃や
高い計算能力を発揮した防御策で仲間を支援することを得意とする。

沢田
ひろゆきを代打ちにスカウトした張本人。
東映の任侠映画に憧れて本当に任侠の道に来ちゃった
一本気な漢である。
非常に人情味に溢れており、極道、裏社会においても
その人柄は一目を置かれ「ほとんど奇跡のように優しい」とまで言われる。 妻子持ちであったが、すでに離婚しているようだ。
全面子の中で破格の回復スキルを習得し、また長ドスを得物とするだけあり、対単体に対しての攻撃性能もなかなかのもの。
みんなの頼れるオカンポジションといえよう。

井川ひろゆき
沢田に誘われ代打ちとして裏社会に踏み込んだが、生来の優しさが
仇となり、天や沢田に足を洗うことを勧められるも、熱い勝負を追い求め、彼らに食らいつこうとした、ガッツある青年。
一時は、自分の力量の未熟さを痛感し、麻雀から長らく離れていたが、赤木の遺言に奮い立ち再び牌を取る道を選んだ。
いいじゃねぇか、三流で。 熱い三流なら上等よっ……!
鋭い洞察力、観察眼を武器に仲間を支援することを得意とし、また
回復スキルも習得するクレリックタイプ。

原田克美
関西屈指の大阪の暴力団の組長。
「現役の王」「赤木の再来」とも謳われる最強の打ち手でもある。
殺る気満々のいっけなーい殺意殺意♡な打ち筋は「人を殺す麻雀」とも称される。また職業柄(?)人を殺すことに躊躇がないと思われる節も垣間見えるデンジャラスガイ。 しかし常に成功を強いられる人生に、知らず知らずのうちに息苦しさも感じているようだ。
麻雀の打ち筋が表すように、戦闘でも速攻をかけることに長ける。
その高い敏捷性を生かしたスキルを習得していく。

中尉
元日本海軍の男で、戦後は海賊となり、副首領的存在を務めた男。
略奪した船の人員に「死ぬ」か「助かる望みを賭けて麻雀をするか」の二択を迫るなど、非常な男ではあるが。
部下の命を守るため自ら人質を申し出る上司に涙するなど情に脆い部分もある。 約束絶対守るマン。
最期はGHQの戦艦の砲撃に勇敢に特攻をかまし、海に散っていったパイレーツ。それが中尉だ。
燃費は悪いが、とにかく火力にガン振りしている、まさに人間砲台。
また、海と長く生きた彼は水に関するスキルも習得する。

天貴史
無類の勝負強さと、鋼より硬い意志を持つ博徒。
ほぼ無名ではあったが、天才と言われる赤木しげるに半荘一回ではあるが土をつけちゃったり、現役最強と言われる原田克美に勝っちゃったりという、不可能を可能にし続けている男。
過去には人を陥れて勝ち続ける生き方をしていたが、悔い改め
現在では弱い立場に立ち行動するようになった。
火力の高さは申し分ないが、それよりも目を引くのは
耐久力の高さから来るタンク性能、仲間の誰よりも前に立ち、
壁として仲間を支えるナイトのような存在だ。